ベータグルカン健康食品研究序説
有名なベータグルカンほど効果が高い?
一昔前まで、有名な商品=良い商品だった。ほんの2, 30年前のインターネットはまだ無く、テレビと新聞が唯一のマスメディアだった時代には、悪い商品が有名になるのは犯罪が絡んだ場合だけだった。 インターネットなどの発達していない過去には、悪い商品は話題にもならずに消え入るだけで、本当に良い商品しか人々の口コミには載らなかったからだ。
しかし、時代は進化した"マーケティング"を生み出したことで商品の実力以上に広告宣伝の手法と技量が製品の評判を左右する時代となった。
マーケティングという言葉が台頭すると同時に広告宣伝の技法も高度化した。結果として、良い商品だけでなく、本質は低レベルの商品までもが、大量の広告に支えられて「有名」にすることが可能になってしまった。
近年のインターネットの発達は、良くも悪くもマスコミのフィルターを介さない生の口コミが収集できるため、多くのユーザーに重宝された。しかし、早々にその情報は広告に埋もれることになった。口コミマーケティグの登場である。消費者が買い物に先立って、ネットでの口コミや商品レビューを参考にしていることを逆手に取って、口コミやレビューにヤラセ投稿を掲載する広告手法が氾濫し始めた。
つまり、口コミや商品レビューの高評価もマーケティングの一手法として、「お薦め」や「高評価」をお金を払って買うことができる時代となったのだ。
プロを名乗るライター達は、お金を貰って「この商品は良い」「コレは素晴らしい」と商品を本質以上に褒める口コミとレビューを投稿する。他の消費者が読んだままを信じてしまえば、優れた商品、お買い得の商品だと勘違いして購入する仕掛けだ。
デマに踊らされて買い物をするのは嫌だと誰でも思う。しかし、本当に良い商品は少々の手間を掛けて探さなければ、広告宣伝に埋もれて粗悪品を掴まされれる可能性は高い。
もはや「有名な商品」だから良いは通用しなくなった。少なくともネット上で"有名な商品"は高い広告費を掛けて買わされようとしている商品だとも解釈することが妥当かもしれない。
[an error occurred while processing this directive]誰でも良い物を選びたい。良い商品を利用したい。 姑息な宣伝に洗脳されないためには、何故その商品は有名なのか、派手な宣伝広告が大量に流れているだけでは? と疑うことから始めるぐらいが調度良いものだ。 少なくとも健康食品やサプリメントの購入時には必須の心構えと言えよう。
よく調べ、よく考えて、それでも残る、信じられる商品なら本物であり、必ず本質の価値があるはずだ。